Chatwork広告とは?広告メニューの種類と特徴、中小企業に届く理由を解説
「中小企業向けのBtoBサービスを売りたいが、検索広告やSNS広告では決裁者になかなか届かない」。そんな悩みを持つ企業の選択肢の1つが、Chatwork広告です。
Chatwork広告は、中小企業を中心に使われているビジネスチャット「Chatwork」内に掲載できる広告です。この記事では、BtoBマーケティングを支援する株式会社アイジールが、Chatwork広告の特徴、広告メニューの種類、向いている商材、出稿前に確認しておきたいことを解説します。
Chatwork広告とは
Chatwork広告は、株式会社kubellが運営するビジネスチャット「Chatwork」のユーザーに向けて配信できる広告です。仕事の連絡に日常的に使われているツール内に広告を掲載できるため、業務時間中に、ビジネスの文脈で商材を知ってもらえるのが特徴です。
中小企業を中心に使われているビジネスチャット
Chatworkは、国内で最も多くの中小企業に使われているビジネスチャットとして案内されています。公式に公開されている数値では、登録ID数は809.4万、導入社数は99.0万(2026年12月期第1四半期の決算説明資料より)で、1日あたりのアクティブユーザー数は100万を超えています。
大企業の担当者や経営者に比べ、中小企業の担当者や経営者に広告を直接届ける手段は多くありません。中小企業のビジネスユーザーが集まる場所であることが、Chatwork広告の最大の特徴です。
経営者・決裁者に届きやすい
公式ページでは、役職や企業規模などの属性でターゲティングできると案内されています。そのため、現場の担当者だけでなく、経営者や部門の責任者など、導入を決める立場の人に絞って届けることを検討できます。
「決裁者に直接届けたい」「会社の規模や役職を絞って届けたい」と考えるBtoB商材のマーケティング担当者にとって、検討しやすい媒体です。
広告メニューの種類
Chatwork広告には、表示される場所や形式の異なる複数のメニューがあります。公式ページでは、次の5つが案内されています。
プロダクトバナー
Chatworkのサービス画面に表示されるバナー広告です。仕事でChatworkを開いているユーザーの目に留まりやすいメニューです。
Appバナー
スマートフォンアプリ版のChatworkに表示されるバナー広告です。外出先や移動中にChatworkを確認するユーザーにも届けられます。
メルマガ
Chatworkからユーザーに届くメールに広告を掲載するメニューです。バナーと異なり、件名と本文で商材の内容をしっかり説明できるため、サービスの特徴や導入のメリットを文章で伝えたい場合に向いています。
Webサイト
Web上に掲載するメニューです。掲載面の詳細は、公式の資料で確認できます。
アンケート
アンケート形式の広告メニューです。
各メニューの詳しい仕様や料金は、Chatwork広告の公式サイトからの問い合わせや資料請求で確認できます。
ターゲティングできる属性
Chatwork広告では、Chatworkのユーザーが登録している属性情報をもとに、配信先を絞り込めます。公式ページでは、企業規模・業界業種・部署・役職・会社所在地などの属性が案内されています。
「従業員数が一定以上の会社に絞りたい」「経営者・役員に絞りたい」といった、BtoB商材で重要になる会社単位・役職単位の絞り込みができる点が、一般的なSNS広告との大きな違いです。
ただし、メニューによって利用できるターゲティングが異なる場合があり、絞り込むほど配信できる量は少なくなります。どの属性で絞るかは、商材と目的に合わせて検討しましょう。
費用の考え方
Chatwork広告の料金は、メニューや配信条件によって異なり、公式サイトでも「お問い合わせください」と案内されています。
費用を検討する際は、次の2点を押さえておくと話を進めやすくなります。
- メニューや条件によって料金が異なる:どのメニューで、どの層に届けるかによって見積もりが変わります。
- 絞り込むほど、1件あたりの費用は上がりやすい:一般的に、企業規模や役職で細かく絞るほど対象者が少なくなるため、配信の単価は上がりやすくなります。
「どの層に、どれくらいの量を届けたいか」を決めてから見積もりを依頼すると、メニューを比較しやすくなります。
出稿前に確認しておきたいこと
中小企業向けのBtoB商材が中心
Chatwork広告は、ビジネスユーザーに向けた媒体です。特にメルマガは、法人向け(BtoB)の商材であることが前提となっています。一般消費者向けの商材の広告を掲載したい場合は、メニューごとに掲載できるかを事前に確認しましょう。
運営会社のサービスと競合する商材は出稿できない場合がある
運営会社のkubellは、ビジネスチャットのほかに、バックオフィス業務の代行などのサービスも提供しています。これらのサービスと競合すると判断された商材は、掲載を断られる場合があります。 業務代行・DX支援など、近い領域の商材は、掲載できるかを早めに確認しておくと安心です。
掲載できない商材がある
法令に抵触する広告は掲載できません。そのほかにも、たばこ・電子たばこなど、掲載できない商材が定められています。広告の内容は審査されるため、クリエイティブやリンク先のページを含めて、事前に確認しておきましょう。
広告内での名称の使い方に注意する
広告のクリエイティブで「Chatwork」の名称を自社のサービス名のように使ったり、運営会社と提携しているように見せたりする表現は避ける必要があります。また、リンク先のページには、広告主の名称や連絡先を明記しておきましょう。
配信開始までには時間がかかる
Chatwork広告は、申し込みから配信開始までに、入稿や審査のための期間が必要です。入稿には締切があり、締切後の修正や大きな変更には、追加費用がかかる場合もあります。配信したい時期から逆算して、余裕を持って準備を始めることが大切です。
Chatwork広告に向いている商材
ここまでの特徴を踏まえると、Chatwork広告と相性が良いのは次のような商材です。
- 中小企業向けのBtoBサービス:業務効率化ツールやコスト削減につながるサービスなど(運営会社のサービスと競合しないもの)
- 経営者・決裁者が導入を決める商材:会社全体の投資やコストに関わるサービス
- 会社の規模や業種で対象が明確な商材:「従業員◯名以上の建設会社」のように、対象とする会社像を言葉にできるもの
反対に、一般消費者向けの商材や、大企業だけを対象とする商材は、Chatwork広告の強みを活かしにくいと言えます。
まとめ
- Chatwork広告は、中小企業を中心に使われているビジネスチャット「Chatwork」内に掲載できる広告です。
- 登録ID数809.4万・導入社数99.0万の中小企業のビジネスユーザーに届けられます。
- バナー・メルマガ・アンケートなど複数のメニューがあり、企業規模・業界業種・役職などで絞り込めます。
- 料金はメニューと条件によって異なるため、届けたい層と量を決めてから見積もりを依頼しましょう。
- BtoB向けが中心で、運営会社のサービスと競合する商材や掲載できない商材があります。
中小企業の決裁者に届く手段を探しているBtoB企業にとって、Chatwork広告は検討する価値のある媒体です。
中小企業向けのBtoBマーケティングでお悩みの方へ
株式会社アイジールは、中小企業向けのBtoB商材を中心に、広告媒体の選定からクリエイティブ・LPの制作、配信後の改善までを支援しています。
「自社の商材でChatwork広告を試すべきか」「どの媒体から始めるべきか」という段階からご相談ください。
「Chatwork」は株式会社kubellの商標または登録商標です。本記事は当社が独自に作成したものであり、株式会社kubellが本記事の内容を保証するものではありません。記載の内容は2026年9月時点の公開情報等にもとづいており、変更される場合があります。